Baidu、広告が復調・クラウドが成長、2020年第4四半期決算
中国の検索の巨人Baiduは17日、第4四半期の決算報告を発表した。広告の販売が回復し、クラウドサービスが成長し、前年同期比5%の収益増加を報告した。総収益は前年同期比5%増の303億人民元(約5,100億円)に達した。
中国の検索の巨人Baiduは17日、第4四半期の決算報告を発表した。広告の販売が回復し、クラウドサービスが成長し、前年同期比5%の収益増加を報告した。
総収益は前年同期比5%増の303億人民元(約5,100億円)に達した。そのうちコア事業の収益は231億人民元に達し、前年比6%増となった。コア事業のオンライン・マーケティング収益は189億人民元で、前年比横ばいとなった。コア事業のうち、非マーケティング収益は42億人民元に達し、クラウドなどのサービスが牽引し、前年比52%増となった。
Baiduの主力である検索事業からのオンラインマーケティング収益は189億元で、2019年同期と基本的には横ばいだった。非検索事業の収益は前年同期比52%増の42億元に跳ね上がり、クラウドやその他のサービスの売上に牽引されたと報告書は述べている。
しかし、Baiduの四半期の登録純利益は52億元で、前年同期比18%減となった。2020年に70%以上上昇した同社のナスダック上場株は、報告書発表後の水曜日の市場後取引で3.57%上昇し、319.70ドルとなった。
Baiduの動画ストリーミングユニットiQiyiは、四半期の売上高が前年同期比1%減の75億元となった。その加入者は第三四半期の終わりと比較されたときに310万人減り、1億170万人となった。
ロビン・リー最高経営責任者(CEO)は、Baiduがオンラインマーケティングサービスへの依存度を下げるために「クラウドサービス、自律運転、スマート交通、その他のAIなどの巨大な市場機会をつかむ」と述べた。
Photo: "baidu"by keso is licensed under CC BY-NC-ND 2.0
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