
RISC-Vの旗艦SiFiveがNASA採用決定で「お墨付き」
チップ設計新興企業の米SiFiveがNASAの月や火星へのミッションの基幹システムを動かすCPUコアを設計することが決まった。採用企業の拡大で急浮上中のSiFiveに新たな「お墨付き」が与えられた。
チップ設計新興企業の米SiFiveがNASAの月や火星へのミッションの基幹システムを動かすCPUコアを設計することが決まった。採用企業の拡大で急浮上中のSiFiveに新たな「お墨付き」が与えられた。
SiFiveは6日、同社のRISC-VベースCPUコアが、発表されたばかりのNASAの次世代高性能宇宙飛行コンピューティング (HPSC)を動かすと発表した。
HPSCは、月や火星へのミッションを含む、将来の有人および無人ミッションの基幹となるものである。そのマイクロプロセッサは、SiFiveとシステム・オン・チップ(SoC)の設計者であるMicrochipとの3年間の5000万ドルの契約に基づいて開発される予定だ。
HPSCのプロセッサは、20年以上前に登場し、キュリオシティ、パーセバランス探査機、ジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡を含む無数の宇宙船で飛行した、老朽化したPowerPCベースのBAE RAD750を置き換えるものだ。
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