衛星インターネットStarlinkの類まれな将来性
Starlinkの衛星。出典:Starlink

衛星インターネットStarlinkの類まれな将来性

ロケット会社SpaceXの衛星インターネット部門Starlinkは、ウクライナ戦争におけるウクライナ軍の支援でその有用性を十分に証明した。いくつかの競合企業が追走するが、衛星打ち上げとプロバイダーを兼ねられるStarlinkは他を完全に引き離している。

吉田拓史

ロケット会社SpaceXの衛星インターネット部門Starlinkは、ウクライナ戦争におけるウクライナ軍の支援でその有用性を十分に証明した。いくつかの競合企業が追走するが、衛星打ち上げとプロバイダーを兼ねられるStarlinkは他を完全に引き離している。


SpaceXは年初にStarlinkの個人向けサービス「レジデンシャル」プランを劇的に値下げした。改定後の料金は、ハードウェアが3万6,500円(旧価格7万3,000円)に、月額料金は6,600円(旧料金1万2,300円)。既存ユーザーもふくめ、ほぼ半額。この価格設定に一部の人々は驚いている。

過去数十年間、衛星インターネットは主に静止衛星に依存してきた。静止衛星は高度約36,000kmの軌道を周回するため、地球から見上げると常に同じ位置にあるように見えることから、静止衛星と呼ばれている。ViasatやHughesNetなどの会社が提供している従来の衛星インターネットは、数個の対地同期軌道(GEO)上にある静止衛星によって、地上のブロードバンド接続を持たない多くの人々が、この衛星を利用してネット接続を提供している。

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