テスラ、リチウム採掘と精製に参入も
テスラのイーロン・マスクCEOは4月8日、個人のTwitterアカウントを通じて、電池を作るための重要な金属のコストが非常に高くなっているため、テスラが大規模にリチウムの採掘と精製に参入する可能性があると述べた。
テスラのイーロン・マスクCEOは4月8日、個人のTwitterアカウントを通じて、電池を作るための重要な金属のコストが非常に高くなっているため、テスラが大規模にリチウムの採掘と精製に参入する可能性があると述べた。
「リチウムの価格が非常識な水準に達した。テスラは、コストが改善されない限り、実際に採掘と精製に直接、大規模に参入しなければならないかもしれない。リチウムは地球上のほぼ全域に存在するため、元素そのものに不足はないが、採掘・精製のペースが遅い」とマスクは8日にツイートした。
調査会社Benchmark Mineral Intelligenceによると、リチウムの価格は前年同期比で480%以上上昇しているとのことだ。
マスクがテスラがリチウムを独自に採掘するという考えを提起したのは、金曜日のツイートが初めてではない。2020年、リチウム鉱山会社を買収する取引が決裂した後、テスラはネバダ州でリチウムを採掘する権利を自社で確保したと、"この問題に詳しい人々”の談話を米ビジネス誌Fortuneは伝えている。