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ユーザーをハックすることがプロダクト成功の秘訣という「落とし穴」 Axion Podcast #16

プロダクトマネジャーがコンシューマインターネット製品のリテンションレート(継続率)を上げようとするとき、「ユーザーをハックする」のが最も効果的だ。ユーザーにとっては好ましくない事態だ。

a month ago

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Axion Podcastは、テクノロジー業界の最新トレンドを、元DIGIDAY編集者で起業家の吉田と280万会員の写真を扱うベンチャーの事業統括者の平田でディスカッションする対話形式のラジオです。Apple PodcastSpotifyGoogle PodcastAnchorでも聴取可能です。

要点

プロダクトマネジャーがコンシューマインターネット製品のリテンションレート(継続率)を上げようとするとき、「ユーザーをハックする」のが最も効果的だ。ユーザーにとっては好ましくない事態だ。


PMFを目指す1番の手段は、ユーザーをハックすること。様々な手法が考えられるが、たとえば、ゲーミングには、報酬が不確実な状況に人の脳はハマりやすい傾向があることをつく手法や、人をフローに導くための動的難易度調整などがある。

ユーザーを製品にエンゲージするための施策にはアテンションエコノミーの副作用がつきまといがちだ。テクノロジー企業は、金融市場で常に株価の評価を受けており、このユーザーをハックすることをやめるインセンティブがない。

マーク・アンドリーセンは「短期的なプレッシャーを軽減し、イノベーションと長期的な価値創造への投資の安定的なサイクルを促す市場」というビジョンから、「Long-Term Stock Exchange」(長期主義的証券取引所)の発足を進めている。これはすでにSECが認可を与えている。CEOは『リーンスタートアップ』のエリック・リースだ。このような証券市場がテクノロジー企業を短期の利益に駆り立てて、ユーザーをハックするのを防ぐ可能性がある。

製品のグロースでは、不確実な状況下での意思決定が常につきまとう。情報が不足しており、ノイズも混じっているため、最適解をえらべることはあまりない。

最も好ましいのは、マーケティングをしない状態で、PMFを確かめること。そしてその後にグロースを急ぐこと。

ホスト:吉田拓史 YOSHI(@TAXIYOSHIDA)

記者, 編集者, Bizdev, Product Manager, Frontend Engineer. 早稲田大学政治経済学部卒業後, ジャカルタで新聞記者を5年. 米系デジタルマーケティングメディアDIGIDAYの日本版創業編集者を経て, デジタル経済メディアAxion(アクシオン)を創業. プロフィールサイトLinkedInを参照. ■TwitterBlogNewsletterYou Tube

ホスト:Yasuyuki Hirata(@MUTRON)

エレクトロニックミュージックのウィークエンドミュージシャン。平日は280万会員の写真を扱うベンチャーの事業成長が任務。ドイツのレーベルからEPをパブリッシュしたこともある。■TwitterWebsite

Photo by Tore F on Unsplash

Takushi Yoshida

Published a month ago