デジタル通貨「リブラ」は死んでいない Axion Podcast #23

4月に発表されたリブラのホワイトペーパーのバージョン2は、単一通貨をバックにしたステーブルコイン4つのデジタル合成としてのリブラコインという新しい形態を提案している。規制当局の激しい反発を踏まえたもので、中国らが先鞭をつけたデジタル通貨(CBDC)との競争も視野に入れている。

デジタル通貨「リブラ」は死んでいない  Axion Podcast #23

Axion Podcastは、テクノロジー業界の最新トレンドを、元DIGIDAY編集者で起業家の吉田と280万会員の写真を扱うベンチャーの事業統括者の平田でディスカッションする対話形式のラジオです。Apple PodcastSpotifyGoogle PodcastAnchorでも聴取可能です。

要点

4月に発表されたリブラのホワイトペーパーのバージョン2は、単一通貨をバックにしたステーブルコイン4つのデジタル合成としてのリブラコインという新しい形態を提案している。規制当局の激しい反発を踏まえたもので、中国らが先鞭をつけたデジタル通貨(CBDC)との競争も視野に入れている。

詳しくは、バージョン2に関する解説記事を読んでほしい。バージョン1のざっくりした解説はこちら。CDBCの技術的背景の解説はこちら。私が仮想通貨コンテンツプラットフォームを作ろうとしやめたの理由はこちらのブログ

ホスト

吉田拓史 YOSHI(@taxiyoshida):記者, 編集者, Bizdev, Product Manager, Frontend Engineer. 早稲田大学政治経済学部卒業後, ジャカルタで新聞記者を5年. 米系デジタルマーケティングメディアDIGIDAYの日本版創業編集者を経て, デジタル経済メディアAxion(アクシオン)を創業. プロフィールサイトLinkedInを参照. ■TwitterBlogNewsletterYou Tube

YASUYUKI HIRATA(@MUTRON):エレクトロニックミュージックのウィークエンドミュージシャン。平日は280万会員の写真を扱うベンチャーの事業成長が任務。ドイツのレーベルからEPをパブリッシュしたこともある。■TwitterWebsite

Photo: "File:Mark Zuckerberg (24937769800).jpg"by Alessio Jacona from Rome, Italy is licensed under CC BY-SA 2.0

Read more

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAI、法人向け拡大を企図 日本支社開設を発表

OpenAIは東京オフィスで、日本での採用、法人セールス、カスタマーサポートなどを順次開始する予定。日本企業向けに最適化されたGPT-4カスタムモデルの提供を見込む。日本での拠点設立は、政官の積極的な姿勢や法体系が寄与した可能性がある。OpenAIは法人顧客の獲得に注力しており、世界各地で大手企業向けにイベントを開催するなど営業活動を強化。

By 吉田拓史
アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表  往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビ、日本語バリアブルフォント「百千鳥」発表 往年のタイポグラフィー技法をデジタルで再現

アドビは4月10日、日本語のバリアブルフォント「百千鳥」を発表した。レトロ調の手書き風フォントで、太さ(ウェイト)の軸に加えて、字幅(ワイズ)の軸を組み込んだ初の日本語バリアブルフォント。近年のレトロブームを汲み、デザイン現場の様々な要望に応えることが期待されている。

By 吉田拓史