吉田拓史

アクシオン創業者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。インドネシアのガソリン補助金汚職疑惑で国際的スクープ。DIGIDAY[日本版]創業編集者。一人スタートアップ人材。記者、編集者、アナリスト、ビジネス開発、プロダクトマネジャー、フロントエンドエンジニア、経理、ファイナンス、法務、デザイナー、マーケター、DTMer、動画編集者を兼ねる。

日本
吉田拓史
テスト時間を98%削減、EV向けバッテリー開発を加速する新たなAI手法

AI

テスト時間を98%削減、EV向けバッテリー開発を加速する新たなAI手法

しかし現在、スタンフォード大学のステファノ・エルモンとウィリアム・チュエが率いるチームは、機械学習をベースにした手法を開発し、これらのテスト時間を98%削減している。このグループは、この方法をバッテリーの充電速度でテストしたが、この方法はバッテリー開発パイプラインの他の多くの部分や、非エネルギー技術にも適用できるという。

By 吉田拓史
バッテリーの寿命と安全性を向上させるAI技術

化学

バッテリーの寿命と安全性を向上させるAI技術

ケンブリッジ大学とニューカッスル大学の研究者たちは、電池に電気パルスを送り、その反応を測定することで電池を監視する新しい方法を考案した。測定値は機械学習アルゴリズムによって処理され、電池の劣化状態と耐用年数を予測する。この方法は何らかのマイナスを伴うものではなく既存のバッテリーシステムに簡単に追加できる。結果は今春、Nature Communications誌に報告されている。

By 吉田拓史
Romeo Systems (RMG) のSPAC上場分析

持続可能性

Romeo Systems (RMG) のSPAC上場分析

Romeoは、トラックやバス用のリチウムイオン電池モジュールやパックの設計・製造を専門としている。このために、同社はロサンゼルスに7GWh対応の製造施設の建設を完了した。Romeoの主力製品は、電気自動車の中型短距離トラックと大型長距離トラックの市場に加え、特殊トラックやバスのセクターにも提供している。

By 吉田拓史
AEVAのSPAC上場分析

自律システム

AEVAのSPAC上場分析

Aevaは自律走行車向け次世代センシングシステムを開発しているAevaは11月2日、SPACとの合併で上場を目指すことを明らかにした。Aeva社は「自律走行車業界初」の「LiDAR on a Chip」は、デバイスのサイズとパワーを桁違いに向上させながら、反射の少ない物体に対しては300m以上のフルレンジ性能を実現し、あらゆる点の瞬間速度を測定する機能を実現したと主張している。

By 吉田拓史
注意を制御する脳領域と回路を特定する新研究

神経科学

注意を制御する脳領域と回路を特定する新研究

生物が目標を達成するために必要な注意力の制御は、2つの能力から成り立っている。気晴らしを無視する集中力と、衝動を抑える規律である。MITの神経科学者による新しい研究では、これらの能力は独立しているが、前頭前野の2つの異なる領域を標的とすることで、1つの脳領域である「ロカス・ケルレウス」のノルアドレナリン作動性ニューロンの活動が両方を制御していることが明らかになった。

By 吉田拓史
Google、Windowsのゼロデイバグを公開

セキュリティ

Google、Windowsのゼロデイバグを公開

GoogleのProject Zeroの研究者は、攻撃者によって悪用されている可能性があるWindowsのゼロデイ脆弱性の詳細を公開した。このメモリ破壊の欠陥は Windowsカーネル暗号化ドライバにあり、Project Zeroによれば、「(サンドボックスからの脱出などの)特権昇格のために悪用される可能性のある局所的にアクセス可能な攻撃面を構成している」とのことだ。

By 吉田拓史