行動経済学

Behavioral economics studies the effects of psychological, cognitive, emotional, cultural and social factors on the economic decisions of individuals

吉田拓史
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「貧すれば鈍する」はガチだった 最新研究が生産性低下を示唆

「貧すれば鈍する」に関する最新研究は、コロナ禍の現金給付政策が貧困をなくすのにどう役立つかの証拠を提供している。インドの労働者に対する実験で、資金繰りが苦しい労働者の生産性はそうでない労働者の生産性を下回った。

吉田拓史
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米シンクタンク: 狂信主義は軍隊の士気を高止まりさせる

行動科学者たちは、現代のコンピューティングの力を、軍隊の戦意の分析に生かそうとしている。国防プランナーは長い間、コンピュータを使って、部隊数、武器の能力、弾薬の供給、車体や車両の装甲などのデータを解析して、紛争の結果を予測してきた。次のステップは、この考え方を士気の分野にまで拡張することである。

吉田拓史
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フィルターバブル×フェイクニュース×認知バイアス Axion Podcast #10

Axionはデジタルメディアのエコノミクスを広告からサブスクに変えることで、一瞬の注意を引きつけることが正当化される「瞬発的な付き合い」から「長期的な付き合い」へとゲームが変わると考えています。

吉田拓史
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利潤追求は豊かさだけでなく、カモをだます欲求をも生み出し「レモン市場」を成立させる『不道徳な見えざる手』

著者は、自由市場が消費者の知識や自制の欠如を悪用し、彼らを「愚か者」に変え、騙す戦略を実行することを促す、と指摘します。つまり、利潤追求は豊かさだけでなく、だましも生み出すということです。

吉田拓史
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人は「無料」に致命的に弱い 行動経済学の実験が示した事実

人々は無料商品に対しては通常時とは劇的に異なる反応を示し、正しい判断力を持ちえません。彼らは必ずしも最も費用対効果のいい選択肢を選ばないのです。

吉田拓史
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認知バイアスはあなたを拡散される誤情報に脆弱にする

ソーシャルメディアは疑わしいコンテンツに満たされています。情報過負荷が認知バイアスをもたらすため、人々はそれに余りにも脆弱です。

吉田拓史
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サーベイランスの中心で愛を叫んだけもの 中国のAI技術が生んだ功利主義的監視国家

中国の高度監視社会は、欧米の政治思想のフレームでは功利主義的と捉えることができる。人々の自由を減じる代わりに安全や利便性という幸福の要素をもたらしているからだ。だが、そもそも我々が信じる自由とは何か。ヒトが技術で生み出すあたらしい世界を説明する思想が必要になっている。