吉田拓史

アクシオン創業者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。インドネシアのガソリン補助金汚職疑惑で国際的スクープ。DIGIDAY[日本版]創業編集者。一人スタートアップ人材。記者、編集者、アナリスト、ビジネス開発、プロダクトマネジャー、フロントエンドエンジニア、経理、ファイナンス、法務、デザイナー、マーケター、DTMer、動画編集者を兼ねる。

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吉田拓史
ブルームバーグ独自AIの衝撃:金融・メディア業界に激変の兆し、ドメイン特化型LLMの可能性拡張も

金融

ブルームバーグ独自AIの衝撃:金融・メディア業界に激変の兆し、ドメイン特化型LLMの可能性拡張も

ブルームバーグ独自の大規模言語モデル(LLM)は金融とメディア業界を震撼させようとしている。これまで人手を費やしていた仕事が機械に巻き取られ、人類はよりクリエイティブな仕事を要求され得る。同時にLLMを様々なドメインに特化させることが示す莫大な利益の新たな証拠となった。

By 吉田拓史
マスクが声高に叫んだ「Twitterの言論の自由」とは何だったのか?

マスクが声高に叫んだ「Twitterの言論の自由」とは何だったのか?

ニュースレターサービスSubstackは先週、Twitterのクローンを開始した。イーロン・マスクはTwitterからSubstackへのユーザー流入を止める極端な対抗策を打った。これは彼が主張した「言論の自由」を根本から揺るがす措置だった。 Substackがリリースした「Notes」の仕様はほぼTwitterと同じであり、ニュースレタープラットフォームとTwitterクローンの組み合わせが誕生したことになる。Substackはポッドキャストの投稿も可能であり、同社はより大規模なコンテンツ流通プラットフォームを志向しているようだ。 これはTwitterの潜在的な脅威であることは確かだ。同社は今年1月にSubstackの競合であるニュースレタープラットフォームのRevueを閉鎖した。Twitterは、ニュースレターが人気を集めていた2021年1月にRevueを 買収していた。しかし、Twitterがユーザーを誘導しようとしたRevueは負け、Substackが勝ち残った。Twitterからのトラフィック流入を活かして成長したSubstackが、クローンによって本体を食いつぶすシナリ

By 吉田拓史