バイトダンス、破竹の勢い
バイトダンスが2019年に純利益30億ドルを計上した。企業価値は1100億ドルのレンジにあり、IPOで18000億ドルに到達するとの予測もある。ディズニー幹部を引き抜き、1万人の人員増加を進める同社は最も価値のある未上場スタートアップとなった。
バイトダンスが2019年に純利益30億ドルを計上した。企業価値は1100億ドルのレンジにあり、IPOで18000億ドルに到達するとの予測もある。ディズニー幹部を引き抜き、1万人の人員増加を進める同社は最も価値のある未上場スタートアップとなった。
デジタル経済
コロナ禍のさなかコンテンツやモノのオンライン消費が増加している。これが経済社会にとって不可逆な変化なのか、それとも、一過性の出来事なのか。「ニューノーマル」の有無は、世界経済の大きな分岐点と言えるだろう。
都市
Alphabetが所有するSidewalk Labsはトロントの「未来都市」の計画から撤退した。スマートシティの分野で中国の独走となる可能性がある。日本のトヨタとNTTの「Woven City」が追いつくことができるか。
インド
インド最大財閥が、通信事業と小売事業を新興国型デジタルプラットフォームである「スーパーアプリ」として融合する前代未聞の賭けに出た。Facebookや優良投資家が出資し、企業価値は7兆円。アジアで最も富裕な男ムケシュ・アンバニはインドのテック業界で勝者総取りを実現するか。
デジタルマーケティング
GoogleとFacebookの決算からインターネット広告市場がコロナ禍による衝撃を受けていることがわかった。圧倒的な勝者の立場の両者で観測された現象は、スモールプレイヤーにはもっと過酷な形でもたらされる可能性がある。
中国
Kuaishou (快手) は中国で最も人気のあるショート動画アプリの1つで中国版TikTokである「Douyin(抖音)」のライバル。DAWは2億超。企業価値は300億ドル。Kuaishouは中国の中小都市や農村部で進む消費の高度化に対応。有名KOLよりは一般の人を活躍させる仕様を採用する。
出版
今回のポッドキャストは、George Washington Universityでジャーナリズムと国際関係論を学ぶダン・エディ(Eddy Duan)さんと「コロナとデジタルジャーナリズム」について議論しました。
中国
YITU Technology(依図科技)は中国の大手AI企業。2012年にマサチューセッツ工科大(MIT)卒業生のLeo Zhuによって設立された。同社のビジネスには、都市、ヘルスケア、ビジネスの3つの分野があり、顔認識、画像認識、音声認識技術を活用したセキュリティ製品は中国の各都市で採用されている。
中国
テンセントミュージック (TME) は中国最大のオンライン音楽エンターテイメントプラットフォームであり、2019年のモバイルMAU数で世界4位の音楽モバイルアプリを運営。展開するサービス合計で6億5700万MAUを誇る。オンラインカラオケやライブストリーミングなどの中国の消費者が好む独特な機能も搭載する。
東南アジア
Gojekは配車をユーザーのアプリへのエンゲージメントを得るための手段と捉え、複合的なサービスを提供することに注力してきた。配車事業にフォーカスしたGrabとは対照的だ。
中国
Bilibili(哔哩哔哩、ビリビリ)は、ゲームや漫画、アニメのようなサブカルチャーと親和性の高い中国のミレニアル世代ためのインターネット動画サービス。月間1億3,030万人が日本のニコニコ動画にインスパイアされた仕様のサービスを利用。プレミアム会員数は760万人。
中国
携程(Ctrip)は中国最大のオンライン旅行エージェンシー(OTA)。中国国内でCtripのブランドで認知されるが、海外ではTrip.comでブランド展開する。スカイスキャナー、Qunar(去哪儿)も運営する。