![BYD、テスラと利益率の高い高価格帯で真っ向勝負[吉田拓史]](/content/images/size/w600/2023/07/01-pc-banner.jpg)
EV
BYD、テスラと利益率の高い高価格帯で真っ向勝負[吉田拓史]
BYDの新車はテスラのSUVに真っ向勝負を挑んでいる。安価なEVによって中国市場を席巻するBYDが、より利益率の高い高価格帯でも、影響力を増すのか、注目を集めている。
電気自動車(EV)は1つまたは複数の電気モーターまたはトラクションモーターを推進に使用する車両である。電気自動車は、集電システムを介して車両外の電源から電気を供給する場合と、燃料を電気に変換するためのバッテリー、太陽電池パネル、燃料電池、発電機を備えた自己完結型の場合がある。EVには、道路・鉄道車両、陸上・水中の船舶、電気航空機、電気宇宙船などが含まれるが、これらに限定されない。
EV
BYDの新車はテスラのSUVに真っ向勝負を挑んでいる。安価なEVによって中国市場を席巻するBYDが、より利益率の高い高価格帯でも、影響力を増すのか、注目を集めている。
EV
急速な展開を見せる中国のEV業界は、自動運転やその他のソフトウェア要求を満たす手段として、NVIDIAの半導体および技術スタックを選択している。その結果が上海の展示会にて鮮明に示され、クルマの世界がどれほど劇的に進化しているかが明確に示された。
自律走行車
フォルクスワーゲン(VW)のソフトウェア内製の試みは炎上し、方向転換を迫られている。「クルマ屋がソフトウェアを作る」ことの難しさを改めて知らしめている。出遅れている日本勢にとって明日は我が身だ。
EV
長らく日本車が優位な市場だったベトナムでも、EV化の足音が聞こえる。中国EV大手のBYDはベトナムに生産施設を持とうとし、地場EV企業であるビンファストは米上場で軍資金を得て、東南アジアと欧米に橋頭堡を作ろうとしている。
EV
自動車メーカーはインドのEV市場に高い成長の可能性を見出している。市場はまだ黎明期だが、中国のEVメーカーは、スマートフォンでの勝利を再現しようと潜在的な巨大市場参入の機を伺っている。
EV
世界最大の自動車企業であるトヨタは、長く維持してきた市場支配を失う危機に直面している。テスラと中国勢に対するEV市場での出遅れが、決定的な敗着となる最悪シナリオも浮上している。このイノベーションのジレンマは脱出可能なのだろうか。
電池
安価でレアアースに依存しないナトリウムイオン電池が、当初は想定されなかった電気自動車(EV)に搭載されようとしている。再エネのエネルギー貯蔵のコストも下げることも予想され、ゲームチェンジャーの様相だ。
電池
電池最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)は「リチウムイオン電池の次」に当たる2つの電池の開発を明らかにした。公表された性能が実現されるなら、ゲームは大きく変わる。
EV
中国のEV転換が想定よりも速く、地元EV企業の台頭が著しい。長年の努力が実った形だ。日本を含む外資メーカーはガソリン車の市場シェアを切り崩されている。日系メーカーは市場シェアを残せるだろうか。
EV
日本や欧州の自動車メーカーは、中国市場におけるシェアが2020年の61%から2022年第4四半期には41%に縮小した。今年前半には、これらのメーカーが古い在庫を整理するため、若干の回復が見られるはずだが、BloombergNEFは、今年の全体シェアは50%を大きく下回ると予想している。
EV
テスラは全ての車種で価格を引き下げたにもかかわらず、2023年第1四半期(Q1)では、納車数を前期比約4%増加させたに過ぎなかった。
EV
タイがEVシフトを急速に進め、中国勢が価格競争で市場の一角を崩そうとしている。長らく日本車の市場であり生産拠点であった同国に、中国の脅威が迫っている。