労働経済学

労働経済学とは、労働市場の働きを経済学の視点から研究する学問である。 労働に関わる諸問題を解明し、人々の幸福を高めることが目的である

「反労働」が米掲示板サイトで大人気

労働経済学

「反労働」が米掲示板サイトで大人気

サブレディット「r/antiwork」(アンチワーク、反労働)は、170万人の自称「怠け者」たちが集うコミュニティで、仕事を辞めた体験談を投稿したり、資本主義を揶揄するミームを共有したり、企業の独裁者から威圧的な中間管理職まで、あらゆる種類の「ひどい上司」に仕返しすることに喜びを感じている。

By 吉田拓史
シアトル市のライドシェアドライバーの報酬は最賃以下

ギグエコノミー

シアトル市のライドシェアドライバーの報酬は最賃以下

カルフォルニア大学バークリー校のジェームズ・パロット教授とマイケル・ライヒ教授(ともに経済学)にシアトルにおける配車ドライバーの賃金を、シアトル市の依頼を受けて調査した。パロットらは、シアトルの配車企業で働くドライバーの賃金は、最賃を大きく下回り、自ら自動車などの設備投資費を負ったがために転職が難しい事実上の従業員であると指摘。シアトル市にドライバーの最低報酬基準を提案した。

By 吉田拓史
どのくらいの雇用がロボットに置き換えられたか?

労働経済学

どのくらいの雇用がロボットに置き換えられたか?

ロボットは完全に人の仕事を奪っていないが、その減少に寄与している。MITの経済学者の研究では、1990年から2007年までの間に、1,000人の労働者に1台のロボットを追加することで、全米の雇用率は約0.2%低下。一部の地域では他の地域よりもはるかに大きな影響を受けた。ロボットの追加で賃金の低下も認められる。

By 吉田拓史