吉田拓史

アクシオン創業者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。インドネシアのガソリン補助金汚職疑惑で国際的スクープ。DIGIDAY[日本版]創業編集者。一人スタートアップ人材。記者、編集者、アナリスト、ビジネス開発、プロダクトマネジャー、フロントエンドエンジニア、経理、ファイナンス、法務、デザイナー、マーケター、DTMer、動画編集者を兼ねる。

日本
吉田拓史
高速食料品宅配「インスタントデリバリー」の急速な台頭

高速食料品宅配「インスタントデリバリー」の急速な台頭

要点 注文から15分で食料品を届ける高速食料品宅配「インスタントデリバリー」に世界中で投資マネーが注ぎ込まれている。強烈な資金燃焼という時間制限を抱えながら、最速で顧客の欲求を実現することで既存プレイヤーを押し出そうとしている。 -------------------------------------------------------------------------------- 今年7月、高速食料品宅配新興企業のJokrは南北アメリカとヨーロッパでの事業拡大を促進するために、GGV Capital、Baldton Capital、Tiger Global Management等から1億7,000万ドルの資金を調達した。 ドイツで設立されたJokrは今年始めにサービスを開始したばかりだ。 Jokrはヨーロッパでも事業を展開しているが、主に北米と、米国、ブラジル、メキシコなどの南米の市場に注力しています。ヴェンツェルによると、同社は消費者にとって食料品だけではなく、掃除用品や医薬品なども販売し、数分で配達することを目標としている。 The Information [ht

By 吉田拓史
ソフトバンクビジョンファンドから幹部が続々離職

金融

ソフトバンクビジョンファンドから幹部が続々離職

要点 ビジョンファンドから幹部が続々と去っている。1号ファンドは九死に一生を得たものの、成績は褒められたものではない。雨後の筍のように競合が台頭する中、WeWork以来低迷を続ける「評判」がソフトバンクの足を引っ張っている。 -------------------------------------------------------------------------------- The InformationのBerber Jinの調査 [https://www.theinformation.com/articles/softbank-vision-funds-comeback-marred-by-rivals-partner-exits] によると、ビジョンファンドのパートナーの退社が相次いでおり、中には孫正義の戦略に不満を持って退社した人もいる。その中には、ラムジ・ラムゼイ、アーヴィン・トゥ、そして今週初めに退社を発表したビジョン・ファンド初の女性投資パートナー、キルティガ・レディが含まれる。ファンドの顧問弁護士を約5年間務めたブライアン・ウィーラーも退社することを決

By 吉田拓史