吉田拓史

アクシオン創業者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒。インドネシアのガソリン補助金汚職疑惑で国際的スクープ。DIGIDAY[日本版]創業編集者。一人スタートアップ人材。記者、編集者、アナリスト、ビジネス開発、プロダクトマネジャー、フロントエンドエンジニア、経理、ファイナンス、法務、デザイナー、マーケター、DTMer、動画編集者を兼ねる。

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吉田拓史
メタ、暗号通貨Diemの代替案となる「アプリ内通貨」を検討か

メタ、暗号通貨Diemの代替案となる「アプリ内通貨」を検討か

Metaは仮想通貨Diemの提供を諦めたがが、同社はまだ通貨の野望を持っているようだ。フィナンシャル・タイムズの報道 [https://www.ft.com/content/50fbe9ba-32c8-4caf-a34e-234031019371]によると、 FacebookとInstagramの親会社である同社は、従業員が 「Zuck Bucks」(ザッカーバーグ・ドルの意)と呼ぶ仮想通貨を含む、いくつかの選択肢を持っていると伝えられている。 Metaは、世界的な暗号通貨(最初はLibraと呼ばれていたが、最終的にはDiemと改名された)の創設に向けた取り組みを、世界中の金融規制当局の激しい反発に直面し、断念している。 Zuck Bucksは、Metaの創業者で会長兼CEOのマーク・ザッカーバーグにちなんで名付けられたようだが、暗号通貨になる可能性は「低い」そうだ。「その代わり、Metaは、人気の子供向けゲームRobloxのRobux通貨など、ゲームアプリで使われているような、会社が一元管理するアプリ内通貨の導入に傾いている」と、FTは伝えている。RobloxはRobuxを販売す

By 吉田拓史
第1四半期の暗号通貨の窃盗は前年同期比695%の急増

第1四半期の暗号通貨の窃盗は前年同期比695%の急増

先週、プレイ・トゥ・アーン(遊んで稼ぐ)のAxie InfinityのRonin Networkが約6億2,500万ドルのエクスプロイトを受けたと発表し、これまでで最大の分散型金融(DeFi)ハッキングとなった。 これは史上最大のハッキングだったが、2022年には数百万ドル規模の大規模な脆弱性攻撃も多数発生している。暗号通貨に人と資本が殺到する中、損失はより大きくなっている。 今年に入り詐欺やクラッキングが頻発している。Solanaや他のブロックチェーンへのブリッジを提供する最大級の暗号通貨プラットフォームであるWormholeは、2月2日に12万エーテル(約3億2,000万ドル相当)を盗まれた。Wormholeのハッキングの1週間前には、DeFiプロトコルのQubit Financeがハッカーに襲われ、QubitのQBridgeプロトコルから20万6,809枚のBinance Coin(当時約8,000万ドル相当)が盗まれた。 Tech Crunch [https://techcrunch.com/2022/04/04/q1-crypto-losses-spike-695-on

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