デジタル経済
【特集】東南アジア・デジタル経済・攻略法 モバイルインターネットにつながる6.5億人
21世紀はアジアの時代である。GDPの50パーセントと消費の40%を地域が占めることになる。東南アジアがデジタルエコノミーをテコにどのようなポジションを築こうとしているのか
東南アジアは、インド洋と太平洋に挟まれた多様な国家群で、インドと中国の影響を受けた文化を持っています。
デジタル経済
21世紀はアジアの時代である。GDPの50パーセントと消費の40%を地域が占めることになる。東南アジアがデジタルエコノミーをテコにどのようなポジションを築こうとしているのか
中国
インドネシアのモバイル決済の取引額は2020年までに459兆ルピア(約300億ドル)に達すると予測される。成長の鍵をウォレットから直通で購入できる金融商品が握っており、GO-JEKとGrabの「スーパアプリ戦争」の重要な戦場になるだろう。
金融
インドネシアの新興企業さまざまなビジネスモデルをインドネシア市場に採用し、現地化している。中華型の保険商品の構築が図られる中、代理人ネットワーク等、地元特有の戦術の必要性が浮上している。
マーケットプレイス
2025年までに780億ドルに達する東南アジアのオンライン旅行市場。欧米系のBooking.com、Expedia等に加え、地元のTraveloka等のマーケットプレイスモデルのプレイヤーが急成長している。だが、エアアジアという域内最大航空会社が自分たちもマーケットプレイスになると宣戦布告をした。
東南アジア
東南アジアのeコマース市場は著しい成長の最中にあり投資マネーが急増。Tokopedia、Shopee、Lazadaの三者が地域の覇者へと成長した。三強の背後にはアリババとテンセントの投資がある。
金融
東南アジアでは中華モデルを採用したデジタルウォレットの普及が進んでいる。最大市場のインドネシアでは2%程度の市場の占有率に過ぎないが、OvoやGo-Payのようなマーケットリーダー候補が登場している。
中国
中国のモバイルインターネット市場は成熟化し、中国資本は海外市場への視線を強くしている。フロンティアは東南アジアとインドだ。
デジタル経済
Go-Jekが最大の市場で事業を開始した幸運に恵まれたこともあり、また合理的な範囲内での事業拡大の速度を守ったことで、「効率性」を担保し、事業の「拡張性」を保全することが可能になった。
デジタル経済
人口6億人の東南アジアのデジタル経済は成長著しく、今後は世界で5番目に大きいデジタル経済圏へと成長していく。地域は先進国の状況を飛び越える「リープフロッグ」のさなかにある。
東南アジア
タイのタクシー業界はアプリの普及でサービス向上が急激に進んでいます。 グラブ、LINEタクシーがしのぎを削るなか、国営企業もタクシーアプリに参入しました。
小売
無印良品をタイで展開するMUJIリテール(タイランド)社がこのほど、タイの不動産大手APとコンドミニアムなどのインテリア事業で提携すると発表しました。シンプルさを売りに商品開発に取り組み、感度の高い中間所得層を取り込む考えです。